PIELIHUESO ピエリウエッソ- EL GALLO CLARA 2022 エル ガジョ クララ 2022 ★日本初上陸★
EL GALLO CLARA 2022
エル ガジョ クララ 2022
Cabernet Sauvignon, Torrontes, Chardonnay, Sauvignon Blanc/ Red
カベルネ ソーヴィニョン、トロンテス、シャルドネ、ソーヴィニョン ブラン/赤
Winery ワイナリー:Pielihueso ピエリウエッソ
Producer 生産者:Celina Bartolome セリーナ バルトロメ
Region 生産地:Uco Valley, Mendoza, Argentina アルゼンチン、メンドーサ州、ウコ ヴァレー
Alcohol Content アルコール度数: 14.2%
STORY…
『ピエリウエッソ』とは、スペイン語で『皮と骨』と言う意味で、この奇妙な名前は、彼らが初めて造ったワインが、白葡萄の果皮(皮)と、ヘタや柄の果梗(骨)で造った、このオレンジワイン"Naranjoナランホ" だったことに由来します。2017年、農業技術者として定年まで勤めて退職を迎えた父の夢を叶える形で誕生した、子どもたちが率いる家族経営のワイナリーです。葡萄栽培と醸造責任者を担当するセリーナは33歳の若きリーダー。ブエノスアイレスの人気レストランanaféでソムリエとなりワインの知見を蓄えます。その後、イタリア発祥の国際スローフード協会が設立した、イタリア食科学大学(UNISG:通称スローフード大学) でサステナブルなワイン醸造のマスター課程を終了し、持ち前のバランス感の良さで若手トップの造り手に急成長し、今ではピエリウエッソをアルゼンチンのワインシーンで最注目のワイナリーに導いています。兄妹であるアーティストのAleがグラフィックなどのアートワークを、デザイナーのCarmelaがラベルやウェブなどのデザインワークをしています。
意図して造り出そうとしたものではなく、ワイン自体が自らの方向性を決めた既存のカテゴリーにないワインです。
彼らの葡萄園には伝統的なパーゴラで植えられた、樹齢約85年の非常に古木のカベルネ ソーヴィニョンがあります。アルゼンチンのカベルネ ソーヴィニョンは非常にタンニンが強くアルコール度数も高くなりがちなので、彼らは軽めのスタイルを造りたいと思っていました。よりフレッシュで飲みやすくするために、半分ロゼ、半分赤のブレンドを試していた時、ロゼを足したり、白を足したり、他のワインを足したりして遊び始めました。
そして、彼らのアイコンであるオレンジワインの『ナランホ』とブレンドしてみたところ、とてもとても特別なものができました!このワインは、私たちが普段飲んでいるワインとは全く違うものなので、マーケットに受け入れてもらえるかが課題でしたが、造らないわけにはいきませんでしたし、信頼する生産者仲間のサンテ ヴァンのマルティンからも「造るべき!」と背中を押してもらったことで前に進むことにしました。
名前は、農場で飼っていた『クララ』という女性の名前をつけたノンバイナリーの雄鶏(スペイン語:カジョ)が由来です。このワインを造った時、二元的(バイナリー)なレッテルを全て取り払った時に生まれる、自由と真正性の精神を持っていると思い、「白かオレンジか?赤かロゼか?」等々、ラベルを貼る必要はないと判断して、クララの精神に敬意を表して『エル カジョ クララ』と名付けました。
VINIFICATION…
3つの異なるワイン(ロゼ+赤+オレンジ)のブレンド: 1. カベルネ ソーヴィニョンをダイレクトプレスしたロゼ 2. 同じカベルネ ソーヴィニョンのクラシックな赤 3. 彼らのオレンジワイン『ナランホ』(トロンテス、ソーヴィニョン ブラン、シャルドネを別々に3ヶ月間スキンマセレーションしてブレンド)。1〜3のワインは個別にステンレスタンクで造られ、テイスティングセッションを経てブレンド。
TASTING NOTES…
このワインは嬉しい驚きに満ちています!その定義はもちろん、味わいも他のワインとは異なります。香りはとても大胆でトロピカル、トロンテスのクラシックなアロマと、コショウのようなカベルネ ソーヴィニョンのアロマが混ざり合っている。味わいはフレッシュで、赤ワインだけでなく、オレンジワインのタンニンによってボディが与えられている
PAIRING IDEAS…
フレッシュさと複雑さのバランスから、何にでも合う万能なワインです。焼き鳥、ステーキ、ラーメンなど、肉料理の良きパートナー。抜栓時最適温度:8〜12℃